耐久性の向上

劣化に対応できる家づくり
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丈夫な構造体が耐久性向上にまず欠かせない要素ですが、「木想家」ではそれ以外にも建物の耐久性向上のための仕組みが色々とあります。 耐久性向上といっても、その意味合いは大きく分けて二つあります。ひとつは、基本的に劣化しにくい材料を使い、劣化しにくいような工法をとること。そしてもうひとつは、日頃の維持管理を容易にし、劣化が進行した際にいち早くそれを察知し、対策が取れるようにすることです。特に維持管理への配慮については、建物に必ず必要な「設備」に関して、なくてはならない考え方です。 |
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より長持ちする家をつくるために
「木想家」では、より長持ちする家をつくるため、以下のルールを定めています。
1.ベタ基礎と適切な樹種の木材によるシロアリ対策をおこなう
全体がコンクリートで一体化した「ベタ基礎」を採用し、かつ地面からの基礎高さを
充分に確保して、シロアリの侵入を防ぎます。また、土台にはシロアリに強い桧を使います。
2.通気工法を確実におこなう
外壁の断熱材の外側、そして屋根の断熱材の外側にも空気の通り道を確保します。
室内の空気と一緒に入り込んだ湿気を、結露させることなく確実に排出するしくみです。
3.床下空間を確保する
普段見えない床下に、メンテナンス上必要な空間を確保するように基礎を設計します。
4.メンテナンス容易な配管方式と、点検口の設置を徹底する
ヘッダー方式という、ひとつに集中させる形での配管を使います。
そして、その集中部が容易に点検できる場所に点検口を設けます。
熱のコントロール

家には、厳しい外部環境から人を守るシェルターとして機能することも求められます。「木想家」では、間取り、断熱、開口部などの建物自体による工夫と、夏冬それぞれに最適と思われる設備を設置することで、年中快適な暮らしが提供できるような家づくりを目指します。
冬にも、そして夏にも家の温熱環境に貢献してくれるシステム、「ソーラーシステム<そよ風>」はまさにその言葉にふさわしいものです。「木想家」では、ソーラーシステム<そよ風>を基本として、それにヒントを得た「床下ファンコイル送風システム」なども採用しながら、様々な温熱環境のための工夫をおこなっています。以下、具体的な方法を見ていきましょう。
●「木想家」の冬対策
●「木想家」の夏対策 涼風を取り込む/熱を追い出す/建物としての工夫
「木想家」の冬対策
・ソーラーシステム<そよ風>では、昼間は屋根に降り注ぐ太陽の熱で空気を温め、それをダクトで床下に送って暖房をします。そして暖房しながら、ベタ基礎のコンクリートに熱を蓄えていきます。蓄えた熱は、夕方以降ゆっくりと放熱して建物全体を床から温めます。また、昼間ソーラーシステム<そよ風>が稼働している間は、常に新鮮な外気を室内に取り込んでいますので、「暖房しながら換気ができる」という大きな特徴があります。
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・ガスや灯油の熱源を使った「床下ファンコイル送風システム」を採用することで、床下から室内全体を空気暖房することが出来ます。この方法には、タイマー設定も可能ですから、エネルギーの節約にも役立ちます。(下段と文面が被っているため)一度、暖めますと、夏対策でもお知らせしたとおり、床下のコンクリートスラブは冬場では蓄熱する性質がありますので、言いかえれば魔法瓶のような保温効果もあって、暖房そのものは個人差もありますが、スイッチのON-OFFやでタイマーによるエネルギーの節約効果にもつながります。
「木想家」の夏対策
涼風を取り込む
・ソーラーシステム<そよ風>を採用した家では、晴天日の夜、天空放射冷却により屋根表面の温度が低下します。屋根面を空気が通る際に生じる屋根上の結露によって湿度と温度が低下した空気がダクトを通じて床下に入り込みます。その結果、冷えた乾燥空気が床下から床面を冷やし、更に、床の吹出口から室内の空気を乾燥し冷やしてくれます。決して驚くほどの涼しさとはいえませんが、夏場の寝苦しさの解消には役立つパッシブな涼の取り方です。
・ソーラーシステム<そよ風>や床下ファンコイル送風システムによって、乾燥された夏場の床下のベタ基礎のスラブコンクリートは室内に比べて相当冷えた乾燥コンクリートですので、夏の夜から明け方にかけて、その床下の乾燥して冷えた空気と、室内の空気が床の吹出口を通じて交じり合い、寝苦しさを解消してくれます。この性能につきましては、コンクリートの乾く多少の経年誤差もありますが、1年目より2年目、2年目より3年目、そして4年もしますと、本領を発揮してくれます。これは、コンクリートの乾燥期間で決まるのです。
・コンクリートの性質は蓄冷と蓄熱です。夏の場合は、その蓄冷された床下のコンクリートスラブの性質を上手に使うと①②の相乗効果となって現れるわけです。
・床下ファンコイルによる暖房を採用する場合には、熱源を作動させずにファンのみを空廻しする事で、床下の乾いて冷えたコンクリート周辺の空気を室内への送り込むことで快適な涼が楽しめます。
・建物北側の地面付近の冷えた空気を床下から取り入れて、夏の室内温度を少しでも下げる為の「採涼システム」も採用しております。この採用によって屋外より2~3度低い室温となって涼しくしてくれます。
熱を追い出す
・ソーラーシステム<そよ風>は、夏の昼にも作動しています。冬の集熱のために黒くした屋根は、夏にはさらに高熱になります。夏の昼間、この屋根の下に空気をドンドン動かすことで屋根のやけを防ぎ、建物に熱が伝わりにくくしています。また、動かした熱気は建物外に排出しますが、その前に熱交換のシステムによるお湯取りを行う機能を追加することも可能です。

建物としての工夫
・日本では昔から、夏の日差しをさえぎる為の方策として、建物の屋根は、あたり前に軒の出を長くし、また、窓の庇には大きな軒の出を設けて、太陽の日差しを遮る手立てを工夫していました。「木想家」でもそうした先人の知恵を拝借して家づくりに取り組んでおります。
・自然の風の利用としまして、風向きに応じた天窓を含む多種多様な窓を設けて、室内に数多くの風の道をつくる事で、室内の湿気防止を図るなど涼風計画に配慮しております。もちろん、2階に掃き出し窓を採用することは、階下から巻き上げる自然の風を床付近から室内に取り入れる最良な工夫でもあります。
・「木想家」は室内の間仕切りを極力減らし、大空間にすることで、室内空気の対流を促し、仮にエアコンが必要な場合でも、エアコンの能力が最大限に発揮できるように、断熱性に気を配っています。
・「木想家」は、高断熱と適度な気密によって、室内の冷暖房負荷を低減しています。住宅は人の住処ですから、KJ WORKSでは、ビルやマンションのような圧迫感のある高気密な建物には意図的にしておりません。気密性能については、定期的に気密測定機器『Dr.ドルフィン』で室内の気密試験を実施して、その数値を開示しています。
※KJ WORKSでは、家づくりの夏対策として、必要最小限の機械設備以外、極力自然の摂理に基づく木の家づくりの工夫によって、涼計画を構築し続けております。
よりよい温熱環境をつくるために
「木想家」では、家の温熱環境に関して、以下のルールを定めています。
1.必要な部位に必要なだけ、確実な断熱をおこなう
屋根、壁、そして基礎廻りと、それぞれに必要な断熱性能と施工法をふまえ、
最適な断熱方式を採用します。
2.開口部(サッシ)は基本的に全てペアガラスとする(次世代省エネルギー基準)
木製サッシの場合、アルミサッシの場合を問わず、ペアガラスを標準とします。
3.無垢材に最もよく似合う、空気式の床下暖房方式を提案しています。
空気を暖めて床暖房をする方式を採用します。太陽熱を利用する場合はソーラーシステム<そよ風>、
そうでない場合も同様に床下に暖かい空気を送って床を暖めます。
空気質の維持

本来あるべき快適性
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丈夫で、長持ちし、外部の熱からのシェルターとして機能すること。どれも大切なことですが、まだこれでは足りません。気持ちよい日々の暮らしのために、家の中の空気質を良好に保つことがとても重要です。 「今は24時間換気が義務付けられているから仕上げ材料は自由」というような本末転倒の考え方でなく、本来あるべき安全で気持ちのいい室内空間を、確実につくりあげていくことを重要視します。 |
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よりよい空気質のために
「木想家」では、より気持ちよい室内の空気環境をつくるため、以下のルールを定めています。
1.室内には自然素材を使う
基本的に最も確かな素材である、木をはじめとした自然素材を使います。
2.使用する材料の成分を把握し、安全性を充分に確認する
建材として使用する材料については、まず成分を調べ、把握し、安全性を確認します。
3.「空気環境」という視点で、計画的に換気をおこなう
換気も計画的におこないます。空気の動きに基づいて給気、排気の位置を定めます。
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